株式会社トニーアンドガイジャパン 代表取締役社長 CEO 雑賀英敏 さん Hidetoshi Saiga

世界45カ国に展開するデザイナーズサロン「TONI&GUY 」。その技術とスタイルはヘアモード界を常にリードし、世界的に知られるスターやモデルなど、数多くの著名人に支持され続けています。
雑賀英敏氏は、トニーアンドガイジャパンの代表であり、インターナショナルアーティスティックチームの一員として、7000名のスタイリストの中からわずか8名しか担当することのできない、全世界に配信されるTONI&GUY NEW Collectionの制作を毎年担当しています。また、経営者でありながらトップスタイリストとして、ショーやコレクションの制作やスタッフの育成に力を注いでいます。そんな世界の美容界を見てきた雑賀氏に、ヘアサロンにおける日本と海外の「水」の違いや「水と美容」についての想いをうかがいました。

サロンにおいて「水」はすべてのベース。
何が良いか、もっと良いものはないか
常に意識しています。

約20年間の英国生活で常に硬水を扱っていましたが、お客様も自分自身も髪のぱさつき、ゴワつきがすごいんです。硬水を使うことによる髪の毛の扱いにくさは身を持って実感してきました。ただし、ヨーロッパではどちらかというと髪質よりヘアスタイルそのものを重視しているので、日本に比べると水に対する意識が低いと思いますね。
やはり日本は世界の中でも水に対しての意識が非常に高いので、我々の業界でも“髪と水”について真剣に取り組むサロンも増えてきています。
僕たちが求めている水は、髪や頭皮の美と健康はもちろん、髪の毛が扱いやすく、まとまりやすいこと。我々の技術を最大限に生かせるベースの髪質を作ることができる水が理想的。日本の水は軟水ですし、世界の中でも水道水が飲める稀な国ですが、僕なりにさまざまな水と接してきた中で、水道水もそれなりに不純物があったりニオイがついています。欲を言うとそれらのないピュアな状態で髪や頭皮をいたわり、さらに付加価値の高い水を使いたいと常に思っているんです。

「ホームケアを取り入れていただくことで、サロンでは次のステップに行けるんです。つまり、お越しいただく度に髪の修復からはじめるのではなく、よりきれいになっていただくためのご提案ができる。シャンプーやトリートメントだけでなく、もうワンステップ上のこだわりとして水をホームケアに取り入れていただくと、もっとよい相乗効果が出ると思います」
「デザイン性はすごくシンプル。カートリッジの着脱もとても簡単ですね。格好よさはもちろんですが、仕上がりのクオリティ、精度の高さは一度手に取っていただくと分かると思います」

軟水を使って
最初に実感するのは
頭皮の爽快感。

クリンスイのシャワーヘッド(ピュアシャワー)を使って、最初に実感したのは頭皮の爽快感と軟水ならではのやわらかな洗い心地。しっとりと言うと表現が語弊があるかもしれませんが、ふわりと水に包み込まれるというか、やわらかく当たっているというか。本当に初めての感覚でした。
僕の髪の毛はとても硬くてバサバサしていて、キューティクルがちょっと開いた状態の髪質なのですが、初めてピュアシャワー使った時、コンディショナーやトリートメントを使わなくても一気に手ぐしが通ったことに驚きました。しかも、使い続けて徐々に改善したのではなく、1度で軟水の効果を実感できたこともインパクトがありましたね。

デザイン面では、手に持ったときのフィット感が気にいっています。仕事柄いろいろなシャワーヘッドを扱ってきましたが、金具がなんとも心地よくピタッとハマったときの心地よさ。そういうメカ的なクオリティの高さに興奮するのは男性的な視点かもしれませんが。「おぉ」っという感動ですよ(笑)。
そこから期待が高まって、実際に使ってみると泡立ちがよく、頭皮はスッキリするし、ロングヘアが手ぐしでスッと通る。“サロンのレベルを自宅でも体験できる”これはお客様にすすめたい、と瞬時に感じました。

お客様の「水」に対する意識も
いま、大きく変わってきています。

現在、「TONI&GUY 」では、サロンでの施術には炭酸泉を使用し、ホームケアとしてピュアシャワーをおすすめしています。
炭酸泉は、お客様から頭皮のニオイやパーマ液のニオイが除去されるということで好評ですね。施術的な面ではカラーの持ちのよさ、発色がよくなるというメリットがあります。
また、頭皮の余分な油分や汚れなどがきれいに除去されますので、ハリやコシ、髪の毛の立ち上がりが出てくる。炭酸泉を導入している「TONI&GUY 」グループの各サロンヘアからも、スタイルが決まりやすいという声が寄せられています。
「TONI&GUY 」の場合、30代のお客様、40代以上のカラーをされているお客様がかなり増えてきています。最近特に感じているのは40代以上のお客様は、ヘアスタイルはもとより、髪を美しくキープする頭皮のケアにも非常に興味をお持ちです。
近年、髪の毛のツヤ、ボリューム感を出すのに効果的な炭酸泉がサロンに広まり、多くのお客様が知るようになりました。シャンプーやトリートメントにこだわり、次に“髪には水が大切”と知った人たちが、いま注目しているのが軟水なんです。

サロンでの炭酸泉、
ホームケアでのピュアシャワーが理想

サロンでピュアシャワーをおすすめしているのは、サロンの炭酸泉でしっかりケアしたベースを自宅でも継続できること。ホームケアは、サロンで得られた状態を維持するということですので、何もしなければどんどん元の状態に戻ってしまいます。サロンでお客様と接する時間は約3時間程度。また、来店の平均周期も3、4ヶ月に一度と考えると、その期間中何もしなければよい髪の状態はキープできません。
僕たちの中ではホームケアを美容師さんたちがお客様のためを思って勧められるかっていうのがキーポイントになると思います。

美容師業界において「水」の重要さ、こだわりは間違いなくスタンダードになっていくと思います。
若い世代だけでなく、ほぼすべての年代の女性の美に関する追求が深くなっていますし、日本は特に美へのこだわりが高い。飲む水へのこだわりも肌への水のこだわりも世界で最先端と言っていいほど。髪に対する水へのこだわりも、いま何となく炭酸泉や軟水を知っている人がいるというレベルではなく、いずれ大きな波がやってくると思います。その流行が当たり前のこととして美容室業界に根付いていくのだと、僕は思っています。

プロフィール

代表取締役社長 CEO雑賀英敏 さんHidetoshi Saiga
International artistic director

1996年渡英しTONI&GUYに入社。ロンドンの中心部にあるリージェント・ストリート店でアート・ディレクターを務めながら、世界のTONI&GUY教育の中心で活躍。またインターナショナルアーティスティックチームの一員として世界各国でショーやセミナーを行う傍ら、パリコレ等で世界の一流デザイナーと共にヘアーを担当。インターナショナルアーティスティックチームの一員として、7000名のスタイリスト中からわずか8名しか担当する事のできない、全世界に配信されるTONI&GUY New Collectionの製作を毎年担当している。
2010年TONI&GUY JAPANに移籍し現在世界での活動を続けながら、アジア諸国での活動を行いTONI&GUYロンドンとアジアの架け橋として活動中。

店舗情報

  • 商号株式会社 トニ-アンドガイジャパン
  • 代表取締役雑賀英敏
  • 所在地〒150-0001
    東京都渋谷区神宮前6丁目9番4号 和秀ビル3F
  • 電話03-5464-0950(代表)
  • 設立昭和59年6月27日
  • URLhttp://toniguy.co.jp/